本のある毎日

徒然なるままに、書物に向かいて…

八月納涼歌舞伎『狐花 葉不見冥府路行(きつねばなはもみずにあのよのみちゆき)』行ってまいりました!

行ってまいりました!

ネットニュースで見た時からずっと楽しみにしていた「京極夏彦×歌舞伎」の熱すぎるタッグ。

チケット取ろうとしたら既に3等席、4等席は完売で、ちょっと値は張るが2等席!と思ったらそっちも売り切れる直前で。最終的には無事取ることができたけど、多くの人が今回の上演を楽しみにしていたのが分かって嬉しかった。

初・歌舞伎座

入った瞬間からもう非日常感がすごい。外から見るより洋風で、ちょっと意外な感じがした。滅多に行かないところだから開演前になかを散策してみたけど楽しすぎる。売店も魅力的だったけど、現金の手持ちがなかったので今回は諦めた(泣)

拍子木が鳴らされて開演。

音楽から演出からもう最高。京極先生の作品の世界観が見事に表現されていて、時間を忘れて見入ってしまった。小説の描写を反映しながらも、舞台ならではの演出が盛りだくさんで本当に素晴らしかった。個人的に好きなのは最後の彼岸花の演出だけど…見てない方のためにも詳しくは書かないでおこう(悔)

かなり遅い時刻だったけど、夜に浮かぶ歌舞伎座もすごく幻想的。惜しいのは、一人で来てしまったからこの感動を誰とも共有できないこと!

願わくば誰かともう一回、とも思うけど、この人気振りだと難しいかな…(泣)